moodleとは教育機関向けに特化したオープンソースのCMSです。
教育機関向けに作られているので、講師・生徒という位置づけやコース(授業)の作成・管理をはじめとしたeラーニングシステムです。
moodleをWEBサーバにインストールする情報が少なかったり、わかりにくかったりするのでここで載せておきます。
moodleをWEBサーバにインストールする手順としては以下のようになります。
moodleのバージョンは2.5.1です。
わりと簡単です。
WEBサーバのスペックの確認
- ・データベース(MySQL) 5.1.33以上
- ・php 5.3.2以上
データベースとphp、このふたつの条件を揃えていないといけません。
数字はバージョンでそれ以上が必要となるので、サーバのスペックを確認してMySQL、phpのバージョンの数字が大きければ大丈夫となります。
レンタルサーバであれば無料のプランではMySQLやphpが使えないところが多く、moodleの使用は厳しいかも知れません。
moodleのダウンロード
moodleを公式サイトからダウンロードします。
moodleのバージョンに + の表記がしてあるものは開発中?のものなのでないもので、一番数字の起きいもの(新しいもの)を選びます。
http://sourceforge.jp/projects/sfnet_moodle/releases/
ダウンロードが完了したら、ダウンロードした圧縮ファイルを解凍します。
ファイルをサーバにアップロード
解凍をしたmoodleのファイルをサーバにアップロードします。
サーバにアップロードするにはFTPの情報とFTPソフトが必要です。
FTPの情報はWEBサーバを契約した際にもらえる、もしくはWEBサーバの管理画面で作成をします。
FTPソフトはFilezilla や FFFTP などが使いやすいかと思います。
設定方法
- ・FTP情報の入力
- ・サーバのアップロード先の指定
- ・ローカル(PC上)のmoodle(他にWEBサイト)のファイルを置いてある場所
この3つを入力することでファイルをアップロードすることができます。
FTPソフトに設定を入力してWEBサーバに接続をおこなうと、大きく左右に画面が区切られていると思います。左側がローカル(PC上)、右側がサーバとなります。
左側にあるアップロードしたいファイルを選択し、右側へドラッグすることでファイルをWEBサーバにアップロードができます。
moodleは10000以上のファイルがあると思うのでアップロードが完了するまでしばらく時間がかかると思います。
※アップロードをする際にサーバにmoodleのファイル一式が入ったフォルダ(例:moodle)をアップロードしてしまうと、WEB上でのmoodleへのアクセスは 例:http://abcde.com/moodle/ となります。
※ダウンロードをしたmoodleのファイルを解凍したフォルダの中にあるファイルとフォルダをアップロードするとWEB上でのmoodleへのアクセスは 例:http://abcde.com/ となります。